首長墓(読み)しゅちょうぼ

世界大百科事典(旧版)内の首長墓の言及

【殉葬】より

…王侯貴族など主人の墓に,死者の供として妃妾や従者を同時に葬ること,およびその遺構をいう。墓の大小にかかわらず殉葬を伴うのは支配階級の墓であり,権力の大小は別にして,それらを王墓,首長墓などと呼んでいる。それぞれの社会と同じような来世の存在を信じていた時代の風習で(来世観),古文献によると,生きながら埋められた場合もあった。…

※「首長墓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android