香台(読み)コウダイ

デジタル大辞泉 「香台」の意味・読み・例文・類語

こう‐だい〔カウ‐〕【香台】

香炉をのせる台。
仏殿異称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「香台」の意味・読み・例文・類語

こう‐だい カウ‥【香台】

〘名〙
① 香炉をのせる台。
正法眼蔵(1231‐53)諸法実相「香台のほとりにいたりて焼香礼拝す」 〔張説‐滬湖山寺〕
② 「ぶつでん(仏殿)」の異称。
※夜航余話(1836)上「詩に仏寺を称して、香台、香刹など云は、香烟を爇(たく)の義にはあらず」
③ すわりのよい尻。また、単に尻。
評判記・剥野老(1662)山口類之助「心だてほっとりとしておとなし。座配よし、かうだいに風味有となん」

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普及版 字通 「香台」の読み・字形・画数・意味

【香台】こうだい

仏殿。

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