香川靖嗣(読み)かがわ せいじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「香川靖嗣」の解説

香川靖嗣 かがわ-せいじ

1944- 昭和後期-平成時代の能楽師
昭和19年7月10日満州(中国東北部)生まれ。祖父・香川順吾の手ほどきを受けて,昭和26年「隅田川」の子役で初舞台。32年喜多流宗家に内弟子として入門して15代宗家喜多実に師事。61年芸術選奨文部大臣新人賞。同年日本能楽会会員。63年大阪文化祭賞。平成20年観世寿夫記念法政大学能楽賞。ヨーロッパ公演など能楽の海外普及に貢献。能楽協会常務理事。26年多年能楽の振興発展に寄与した業績芸術院賞

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android