馬司(読み)ウマヅカサ

デジタル大辞泉 「馬司」の意味・読み・例文・類語

うま‐づかさ【馬司/馬寮】

めりょう(馬寮)」に同じ。
厩司うまやのつかさ」に同じ。

うま‐の‐つかさ【馬司/馬寮】

めりょう(馬寮)」に同じ。
主馬署しゅめしょ」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「馬司」の意味・読み・例文・類語

うま‐つかさ【馬司・馬寮】

  1. 〘 名詞 〙
  2. うまやつかさ(厩司)
    1. [初出の実例]「むまつかさの、御秣(みまくさ)積みて侍りける家より」(出典:枕草子(10C終)三一四)
  3. 令制における官司の一つ。左馬寮右馬寮に分かれ、頭以下の四等官のほか馬医、馬部、飼丁などの職員がある。官馬飼養調習などをつかさどる。奈良末期から平安初期にかけての一時期、主馬寮(しゅめのりょう)に併合された。めりょう。うまりょう。うまのつかさ。
    1. [初出の実例]「むまつかさのには、式部卿の宮のむまの君といでたち給ふ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)祭の使)

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