馬山村(読み)まやまむら

日本歴史地名大系 「馬山村」の解説

馬山村
まやまむら

[現在地名]下仁田町馬山

かぶら川が西境から北境を流れ、東は神原かのはら村・野上のがみ(現富岡市)、西は白山はくさん村、南は栗山くりやま村と接する。寛文郷帳では旗本溝口領で、田方二四四石四斗余・畑方一千二〇五石余。のち幕府領。文化一四年(一八一七)に漁猟運上として永三〇〇文(「鏑川通諸運上冥加役永一村限帳」加藤文書)、安政四年(一八五七)には小魚猟運上として永三〇〇文三分を納める(「鏑川通漁猟運上覚」藤巻文書)。嘉永五年(一八五二)中山道松井田まついだ宿(現碓氷郡松井田町)の加助郷一千九八四石を勤めている(「松井田宿明細帳」安中市教育委員会蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android