馬立伊勢部田中神社(読み)またていせべたなかじんじや

日本歴史地名大系 「馬立伊勢部田中神社」の解説

馬立伊勢部田中神社
またていせべたなかじんじや

奈良県橿原市和田わだ町と田中町の境に鎮座天児屋根あめのこやね命・豊受姫とようけひめ命・誉田別ほんだわけ命を祀り、八幡神社とも称した。旧村社。「三代実録」貞観九年(八六七)正月二五日条に、大和国正六位上馬立伊勢部田中神に従五位下を授けたことがみえ、「大和志」以来、当社に比定する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android