駅前広場(読み)えきまえひろば

世界大百科事典(旧版)内の駅前広場の言及

【駅】より

…駅舎部分が建築的意匠を凝らされるのに対して,ホームの覆屋部分は鉄骨構造技術の粋を集めたもので,前記セント・パンクラス駅の覆屋(バーローW.H.Barlow設計)は約74mの径間をもち,当時世界最大の径間を誇った。鉄道駅は交通の結節点として都市計画上重要な施設と見なされ,古くはナポレオン3世治下のオスマンによるパリ改造計画でも,北駅と東駅からオペラ座に至る幹線道路が建設されたのをはじめ,駅前広場station placeを設ける例も多い。 日本における最初の本格的な駅は,1872年日本で初めて開通した鉄道(横浜~新橋間)の終着駅である新橋停車場(1871‐72,ブリジェンスR.P.Bridgens設計,現存せず)で,このほか都市計画的配慮のもとに設計された東京駅中央停車場(丸ノ内口,1907‐14,辰野金吾設計),終着駅のホーム形式をよく示す上野駅(1932,鉄道省設計)も有名である。…

※「駅前広場」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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