駆・駈・懸(読み)かけ

精選版 日本国語大辞典 「駆・駈・懸」の意味・読み・例文・類語

かけ【駆・駈・懸】

〘名〙 (動詞「かける(駆)」の連用形名詞化)
① 馬を疾走させること。
浄瑠璃・大磯虎稚物語(1694頃)御狩馬揃「お馬は少老けたれども、かけに早く肝落ちず」
② 攻撃すること。合戦をしかけること。
平家(13C前)九「さてこそ熊谷平山一二のかけをばあらそひけれ」
浮世草子・新色五巻書(1698)五「あげやの二階に恋のかけ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android