駆降りる(読み)カケオリル

デジタル大辞泉 「駆降りる」の意味・読み・例文・類語

かけ‐お・りる【駆(け)降りる/×駈け降りる】

[動ラ上一][文]かけお・る[ラ上二]走っておりる。勢いよくおりる。「階段を―・りる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「駆降りる」の意味・読み・例文・類語

かけ‐お・りる【駆下・駆降】

  1. 〘 自動詞 ラ行上一 〙
    [ 文語形 ]かけお・る 〘 自動詞 ラ行上二段活用 〙 馬を走らせて下におりる。また、走っておりる。勢いよくおりる。
    1. [初出の実例]「梅川なみだにくれながら階子(はしご)かけおり」(出典:浄瑠璃・冥途の飛脚(1711頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android