駆回・駈回(読み)かけずりまわる

精選版 日本国語大辞典 「駆回・駈回」の意味・読み・例文・類語

かけずり‐まわ・る かけづりまはる【駆回・駈回】

〘自ラ五(四)〙 あちらこちら走り回る。また、ある物事のために方々へ行って努力する。奔走する。かけまわる。
※落語・王子の狐(1893)〈三代目三遊亭円遊〉「二階を馳摺(カケズリ)廻って二つ三つ背中を殴打(なぐ)られたんでゲスから」
※あらくれ(1915)〈徳田秋声〉六九「方々駈けづりまはって、金をこしらへて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android