駆塞(読み)かけふさがる

精選版 日本国語大辞典 「駆塞」の意味・読み・例文・類語

かけ‐ふさが・る【駆塞】

〘自ラ四〙 人をかばうために、また、人を通すまいとして走り寄って、あるいは馬で駆けつけて、その人の前に立ちふさがる。
幸若・屋嶋軍(室町末‐近世初)「武者一騎すすみ出、君の矢面にかけふさがって大音上にて名乗やう」
説経節あいごの若(山本九兵衛板)(1661)二「かかる所になんとのかうほう、あいれうしんにかけふさがって」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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