駑才(読み)ドサイ

デジタル大辞泉 「駑才」の意味・読み・例文・類語

ど‐さい【×駑才】

《「どざい」とも》
駑馬のように、愚かで鈍い才能。また、その人。鈍才
自分の才能をへりくだっていう語。非才

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「駑才」の意味・読み・例文・類語

ど‐さい【駑才・駑材】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「どざい」とも )
  2. 愚かで鈍い才能。駑馬のように愚鈍な才能。また、その人。
    1. [初出の実例]「清盛駑才(ドサイ)小人なれども、過世よくて、官祿人臣の上を究め」(出典読本椿説弓張月(1807‐11)後)
    2. [その他の文献]〔顔氏家訓‐勉学〕
  3. 自分の才能をへりくだっていう語。
    1. [初出の実例]「僕輩駑材謭劣なるも」(出典:明六雑誌‐一号(1874)洋学を以て国語を書するの論〈西周〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「駑才」の読み・字形・画数・意味

【駑才】どさい

下才

字通「駑」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android