駒ヶ根[市](読み)こまがね

百科事典マイペディア 「駒ヶ根[市]」の意味・わかりやすい解説

駒ヶ根[市]【こまがね】

長野県中南部の市。1954年市制。中心の赤穂(あかほ)は伊那盆地伊那谷)のほぼ中央,天竜川の河岸段丘上にあり,三州街道の宿駅として発達。かつて製糸業の一中心であったが,1982年に中央自動車道が全通し,現在は電気機器,一般機器工業が盛んとなった。段丘上ではナシ栽培が盛ん。飯田線が通じ北西端にそびえる駒ヶ岳木曾駒)の登山基地で,しらび平から千畳敷までロープウェーが通じる。165.86km2。3万3693人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android