駒込肴町(読み)こまごめさかなまち

日本歴史地名大系 「駒込肴町」の解説

駒込肴町
こまごめさかなまち

[現在地名]文京区向丘むこうがおか一―二丁目

大円だいえん寺・駒込片こまごめかた町の東方に位置する日光御成道沿いの両側町の百姓町屋。東は専西せんせい寺など、南は持組屋敷など、北は駒込浅嘉こまごめあさか町・瑞泰ずいたい寺。麟祥りんしよう院領駒込村の百姓地であったが、のち町屋が建ち、元文二年(一七三七)には町屋を公許され、延享二年(一七四五)人別が町奉行支配となった。町名は町地となる以前に肴商売をする者がいたことによるという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android