…そのため骨盤は,一つのしっかりした,しかしいくぶんはひずみを生ずることができる骨性の容器をなしている。 骨盤は,岬角(こうかく)(第5腰椎と仙骨の境の前方へ突出した部分)から寛骨の内面を通って恥骨結合の上縁に向かって斜めに下前のほうに弓形に走る稜線(分界線)によって,上部の大骨盤腔と下部の小骨盤腔とに分けられる。ただし普通は小骨盤腔のことを単に骨盤腔という。…
※「骨盤腔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...