骨箱を叩く(読み)コツバコヲタタク

デジタル大辞泉 「骨箱を叩く」の意味・読み・例文・類語

骨箱こつばこたた・く

大きな口をきく。よくしゃべる。骨箱を鳴らす。
「今の若者どもが達入たていれだの犬の糞だのと―・くが、おらが目から見ちゃあのみの卵だとおもやれ」〈滑・浮世風呂・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「骨箱を叩く」の意味・読み・例文・類語

こつばこ【骨箱】 を=叩(たた)く[=鳴(な)らす]

人が語ることをののしっていう語。大きなことを言う。よくしゃべる。口をたたく。頤(おとがい)をたたく。
洒落本・娼妓絹籭(1791)二「へたに歯箱(コツハコ)をならしゃアがるとこうだぞ」

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