骨組織(読み)コツソシキ

デジタル大辞泉 「骨組織」の意味・読み・例文・類語

こつ‐そしき【骨組織】

骨を構成する結合組織燐酸りんさんカルシウムなどを含む硬い骨質と、その内部に点在する骨細胞とからなる。

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精選版 日本国語大辞典 「骨組織」の意味・読み・例文・類語

こつ‐そしき【骨組織】

  1. 〘 名詞 〙 動物の結合組織一つ。骨を構成する組織で、骨細胞と骨質とからなる。骨質は血管神経の通るハバーズ管を年輪状にとりまき、骨細胞はその中に点在する。軟骨組織に対して硬骨組織ともいう。

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世界大百科事典(旧版)内の骨組織の言及

【組織】より

…未分化細胞から特定の形態と機能をもった組織が分化する過程(組織分化または組織発生)の研究にも,組織培養法は有力な手段として利用されている。
【動物の組織】
 動物の組織は形態と機能から,上皮組織,結合組織,軟骨組織,骨組織,血液とリンパ,筋組織,神経組織に分けられる。また,発生学的に上記の結合組織から血液とリンパまでの5組織はすべて間充織(間葉組織)に由来する。…

※「骨組織」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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