骨迷路(読み)コツメイロ

デジタル大辞泉 「骨迷路」の意味・読み・例文・類語

こつ‐めいろ【骨迷路】

内耳を構成する、複雑な形をした骨質空洞前庭・骨半規管・蝸牛殻かぎゅうかくからなり、内側にほぼ同形膜迷路が納まる。骨性迷路

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精選版 日本国語大辞典 「骨迷路」の意味・読み・例文・類語

こつ‐めいろ【骨迷路】

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世界大百科事典(旧版)内の骨迷路の言及

【耳】より

…半規管は平衡覚,蝸牛管は聴覚を分担する。迷路の内腔は互いにつながり合って内リンパ液で満たされ,外側の空間(高等脊椎動物では周囲の骨迷路との間の空間)は外リンパ液で満たされている。内耳ということばは,周囲の骨質なども含めたこれらの諸構造の全体を指すもので,魚類の耳はこれだけでできている。…

【迷路】より

…側頭骨の中のいちばん硬い岩様部の中に迷路のような複雑な管腔,およびそれを包んだ硬い骨があることからこの名がついた。迷路は,外装をつくっている骨迷路(迷路骨包)と,その内側に包まれた膜迷路とからなっている。骨迷路内には,ほぼ髄液と同じ成分で,蝸牛導水管で髄膜腔に連なる外リンパ液が含まれている。…

※「骨迷路」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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