高みの見物(読み)タカミノケンブツ

デジタル大辞泉 「高みの見物」の意味・読み・例文・類語

たかみの見物けんぶつ

第三者立場から、興味本位に物事の成り行きを傍観すること。
[類語]傍観静観黙視座視拱手傍観腕をこまねく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「高みの見物」の解説

高みの見物

高い場所から下で起こっている騒ぎを見物する。事件と直接関係のない安全なところから、そのなりゆきを興味本位に傍観すること。

[使用例] なあに、我々は、高見の見物さ。これから心配が絶えないのは地主さんたちだ[生方敏郎*明治大正見聞史|1926]

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android