高割(読み)タカワリ

デジタル大辞泉 「高割」の意味・読み・例文・類語

たか‐わり【高割(り)】

江戸時代の村で、石高に応じて年貢・諸役村入用などを割り当てること。

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精選版 日本国語大辞典 「高割」の意味・読み・例文・類語

たか‐わり【高割】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、諸役や村入用などを、持高(もちだか)に応じて割り付けること。これに対して家数に応じて割り付けることを軒割(のきわり)、所持している札数・株数に応じて割り付けることをそれぞれ札割・株割などという。
    1. [初出の実例]「禁裏御所方並堂上方築地入用高割」(出典:日本財政経済史料‐一・財政・宮禁供費・営造・正徳二年(1712)五月二六日)

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