高崎だるま(読み)たかさきだるま

事典 日本の地域ブランド・名産品 「高崎だるま」の解説

高崎だるま[人形・玩具]
たかさきだるま

関東地方、群馬県の地域ブランド。
群馬県高崎市及びその周辺地域産のだるま。約210年前、少林山達磨寺の住職が達磨の木型を彫って紙張抜きを農家に教えたのが始まりとされる。当初は座禅像に近かったが、次第に丸くなり現在の型になった。眉が鶴、髭が亀をあらわしているのが最大の特徴縁起だるまとして高いシェアを誇り、商売繁昌・家内安全など縁起の良い文字を書き込む。現在では、黒は黒字祈願、金色は金運祈願など様々な色のものがある。群馬県ふるさと伝統工芸品。2006(平成18)年11月、特許庁の地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5003697号。地域団体商標の権利者は、群馬県達磨製造協同組合。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「高崎だるま」の解説

高崎だるま

群馬県高崎市で生産される縁起物のだるま。上の眉毛が鶴の形、ひげが亀の形を模しているのが特徴。製造の起源江戸時代に遡る。

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