高嶺撫子(読み)タカネナデシコ

デジタル大辞泉 「高嶺撫子」の意味・読み・例文・類語

たかね‐なでしこ【高××撫子】

ナデシコ科多年草。中部以北の高山帯の岩石地に自生し、高さ約20センチ。花は濃紅色の5弁花で、縁は細く深く裂けている。

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精選版 日本国語大辞典 「高嶺撫子」の意味・読み・例文・類語

たかね‐なでしこ【高嶺撫子】

  1. 〘 名詞 〙 ナデシコ科の多年草。本州中部以北の高山の岩礫地に生える。高さ約二〇センチメートル。葉は対生し披針形白粉がある。夏、茎頂紫紅色の五弁花を開く。花弁は著しく細裂し、萼(がく)の下には四個の苞葉がある。ナデシコの高山型で、全体小形で花が大きく花色も濃いなどの違いがある。おのえなでしこ

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動植物名よみかた辞典 普及版 「高嶺撫子」の解説

高嶺撫子 (タカネナデシコ)

学名Dianthus superbus var.speciosus
植物。ナデシコ科の多年草,高山植物,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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