高平下村(読み)たかひらしもむら

日本歴史地名大系 「高平下村」の解説

高平下村
たかひらしもむら

[現在地名]熊本市清水しみず高平たかひら

南流する坪井つぼい川右岸の丘陵地斜面にあり、東の坪井川対岸は亀井かめい村、西は高平打出たかひらうちだし村に接する。もと高平村に含まれたが、寛永一二年(一六三五)の地撫帳では本村に対して高平村とあり、当竿前は田方六町八反余・畠方八町余である。その後五町手永に属し、宝暦一二年(一七六二)の下ケ名寄帳では惣畝数一六町余のうち、本方一四町九反余・諸開一町二反余で、下ケ名として前田まえだ平江ひらえ土穴つちあななど一七がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android