高斉徳(読み)コウセイトク

デジタル大辞泉 「高斉徳」の意味・読み・例文・類語

こう‐せいとく〔カウ‐〕【高斉徳】

渤海ぼっかい国の遣日使節。神亀4年(727)最初の使節として来日、入京し、翌年信書などを持って帰国。生没年未詳。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「高斉徳」の意味・読み・例文・類語

こう‐せいとく カウ‥【高斉徳】

神亀四年(七二七九月渤海国から最初に日本に派遣された使節。はじめ寧遠将軍高仁義ら二四人とともに出羽国に来着したが、仁義以下一六人は蝦夷人に殺害され、斉徳ら八人のみ難を免れ入京。同五年四月綵帛綾綿を賜わり、璽書、信物をたずさえて帰国。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android