高瀬仙右衛門(読み)たかせ せんえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高瀬仙右衛門」の解説

高瀬仙右衛門 たかせ-せんえもん

1788-1861* 江戸時代後期の侠客(きょうかく)。
天明8年生まれ。家は代々上野(こうずけ)邑楽郡(おうらぐん)大久保村(群馬県板倉町)の廻船問屋。おさない時家が没落し,博徒にあずけられる。合(あい)の川政五郎,越後の政五郎の名で子分2000人余におよぶ親分として知られたが,郷里にもどり,生家をたてなおし8代高瀬仙右衛門となる。文政11年関東信越地方の逃走悪漢凶徒の捕役となり,また川俣組合40ヵ村の大総代をつとめた。万延元年12月25日死去。73歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android