高田浪吉(読み)たかだ なみきち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高田浪吉」の解説

高田浪吉 たかだ-なみきち

1898-1962 大正-昭和時代の歌人
明治31年5月27日生まれ。大正5年アララギに入会して島木赤彦に師事し,松倉米吉らと「行路研究」を発行関東大震災での詠を中心とした歌集川波」で注目される。のち赤彦と同居して「アララギ」の編集をたすける。戦後,歌誌「川波」を主宰した。昭和37年9月19日死去。64歳。東京出身。著作に「作家余録」など。
格言など】人ごゑも絶えはてにけり家焼くる炎の中に日は沈みつつ(「川波」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android