高眼(読み)こうがん

精選版 日本国語大辞典 「高眼」の意味・読み・例文・類語

こう‐がん カウ‥【高眼】

〘名〙
他人を敬って、その目をいう語。おめ。
※浄瑠璃・雪女五枚羽子板(1708)下「高眼(カウガン)をかすめ、〈略〉重非のがるるかたなく候へ共」
② 目が高いこと。物を見る目が肥えていること。
※人生観上の自然主義(1907)〈片上天弦〉「仮令高眼達識の士があって、将来に於けるその当然の運命を予知し得たりとしても」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「高眼」の読み・字形・画数・意味

【高眼】こうがん

眼のある硯。

字通「高」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android