高臥(読み)コウガ

デジタル大辞泉 「高臥」の意味・読み・例文・類語

こう‐が〔カウグワ〕【高×臥】

[名](スル)俗世間を離れ、心を高く持って、山野などでひそかに暮らすこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「高臥」の意味・読み・例文・類語

こう‐が カウグヮ【高臥】

〘名〙 安心して眠ること。また、心を高尚にして世俗のわずらいを避け、山野に隠居すること。
※了幻集(1392頃)和韻天祐和尚「想応高臥多疎懶。不啣花百鳥来」 〔晉書‐謝安伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「高臥」の読み・字形・画数・意味

【高臥】こうが(かうぐわ)

志を高尚にし、世を避けてくらす。〔晋書、隠逸、陶潜伝〕嘗(かつ)て言ふ。夏閑なり。北の下に高臥し、風颯(さつ)として至る。自ら謂(おも)へらく、羲皇(ぎくわう)(太古の王)上の人なりと。

字通「高」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android