高階保遠(読み)たかしな やすとお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高階保遠」の解説

高階保遠 たかしな-やすとお

?-? 鎌倉時代武士
讃岐(さぬき)(香川県)塩飽(しわくの)荘の地頭。建永2年(1207)土佐(高知県)へ流罪となった法然配所へむかう途中,保遠の館に滞在した際,法然から専修念仏の法をさずかり仏門にはいる。のち館の前に一寺(のちの専称寺)を建立したという。法名は西忍(仁)。名は時遠とも。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android