鬼宿(読み)きしゅく

精選版 日本国語大辞典 「鬼宿」の意味・読み・例文・類語

き‐しゅく【鬼宿】

[1] 二十八宿一つ鬼星(おにぼし)。鬼(き)
[2] 〘名〙 「きしゅくにち(鬼宿日)」の略。
大乗院寺社雑事記‐文正元年(1466)六月晦日「依立願鬼宿詣者也」 〔類聚名物考(1780頃)〕

おにがやど【鬼宿】

狂言安達原そばに住む女と契った男が、女の心変わり折檻(せっかん)するつもりで出かけ、かえって鬼に化けた女に驚かされて逃げ帰る。廃曲

たまお‐の‐ほし たまを‥【鬼宿】

二十八宿の一つ。鬼(き)和名。蟹(かに)座の中心に青白く見える星宿。たまほめぼし。たまほのほし。きしゅく。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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