鬼押出(読み)オニオシダシ

デジタル大辞泉 「鬼押出」の意味・読み・例文・類語

おにおしだし【鬼押出】

群馬県西部、浅間山の北斜面に広がる溶岩。天明3年(1783)の大噴火の溶岩流が固まったもので、南北約5.5キロメートル、東西1~2キロメートル。巨岩奇岩が重なり、高山植物がみられる。名は、火口で鬼が暴れて岩を押し出したという伝説から。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鬼押出」の意味・読み・例文・類語

おに‐おしだし【鬼押出】

群馬県西部、浅間山の北斜面にひろがる溶岩流。天明三年(一七八三)の大噴火により形成。すそにツツジの名所六里ケ原がある。鬼押出岩

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

事典 日本の地域遺産 「鬼押出」の解説

鬼押出

(群馬県吾妻郡嬬恋村)
美しき日本―いちどは訪れたい日本の観光遺産指定の地域遺産。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android