魚羹(読み)ぎょかん

精選版 日本国語大辞典 「魚羹」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐かん【魚羹】

〘名〙
① (魚を材料にして火にかけて作った料理の意) そぎ切りにした魚と野菜の入った雑煮風の汁ものをいう。
※虎明本狂言・文蔵(室町末‐近世初)「げにもかんのないでござあった。さたうやうかん、ぎょかん、ちょっかん、うんせんか、もんぜんか」
② 羹を型に入れ、魚の形にこしらえて、飾りつけたもの。〔庖丁聞書(室町末か)〕

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普及版 字通 「魚羹」の読み・字形・画数・意味

【魚羹】ぎよこう

魚のあつもの

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