鯣烏賊(読み)スルメイカ

デジタル大辞泉 「鯣烏賊」の意味・読み・例文・類語

するめ‐いか【×鯣烏賊】

スルメイカ科のイカ。胴長約30センチ。胴の先端菱形ひれがある。体表多数赤褐色色素胞があり、収縮させて体色を変える。日本近海に産し、刺身するめ塩辛にする。

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精選版 日本国語大辞典 「鯣烏賊」の意味・読み・例文・類語

するめ‐いか【鯣烏賊】

〘名〙 アカイカ科のイカ。胴は長さ三〇センチメートルぐらいで細長く、先端に広い菱形のひれがある。八本の腕は胴の半分ぐらいだが、一対の触腕は胴より少し短い。体表に赤褐色の小斑点が多数あり、それらの収縮によって体色が変わる。死後は褐色になり、さらに古くなると白色になる。集魚灯で集めておいて釣りあげる。日本の沿岸に広く分布する、食用イカ類の代表種。干してするめに加工するほか、刺身・塩辛などにもされる。するめ。《季・夏》
洒落本通言総籬(1787)二「あをりやするめいかだと、安ひはな」

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動植物名よみかた辞典 普及版 「鯣烏賊」の解説

鯣烏賊 (スルメイカ)

学名Todarodes pacificus
動物。アカイカ科のイカ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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