鰓・腮・顋(読み)えら

精選版 日本国語大辞典 「鰓・腮・顋」の意味・読み・例文・類語

えら【鰓・腮・顋】

〘名〙
① 水中生活をする魚類軟体動物甲殻類両生類などの呼吸器官。ふつう、器官は体表に突出し、外界水流に触れて酸素をとる。櫛状、または格子状で表面積を増大している。あぎと。〔日葡辞書(1603‐04)〕
② (人のあごを魚のえらにみたてて) 両あごの下の所。また、「口」「言葉」を卑しめていう語。→鰓が過ぎる
※洒落本・花街鑑(1822)下「よくよく腮褶(ヱラ)に余ったと見へて箸を捨たの」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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