鱒之介(読み)マスノスケ

デジタル大辞泉 「鱒之介」の意味・読み・例文・類語

ます‐の‐すけ【××介】

サケ科海水魚全長はふつう約1メートルであるが、2メートルに達するものもある。体色は黒みがかり、黒色斑点が散在北太平洋に分布し、大きな河川さかのぼって産卵するが、数は多くない。美味。キングサーモン 春》
[類語]秋味鼻曲がり紅鮭紅鱒銀鮭キングサーモン

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精選版 日本国語大辞典 「鱒之介」の意味・読み・例文・類語

ます‐の‐すけ【鱒之介】

  1. 〘 名詞 〙 サケ目サケ科の一種。サケの仲間では最も大きく、全長二メートルに達するものもある。体は側扁して長く、青黒色を帯びた銀白色で、背は藍色。美味。北太平洋、オホーツク海ベーリング海に広く分布し、九~一〇月ごろ川をさかのぼり産卵する。日本では、海洋生活期の個体岩手県および新潟県以北の沿岸に出現するが、河川を遡上することはほとんどない。キングサーモン。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「鱒之介」の解説

鱒之介 (マスノスケ)

学名Oncorhynchus tschawytscha
動物。サケ科の遡河性魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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