鱗芽(読み)リンガ

デジタル大辞泉 「鱗芽」の意味・読み・例文・類語

りん‐が【×鱗芽】

腋芽えきがで、養分を蓄えて多肉質の球状となったもの。オニユリむかごなど。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鱗芽」の意味・読み・例文・類語

りん‐が【鱗芽】

  1. 〘 名詞 〙 腋芽一つ。主に芽の葉にあたる部分が養分を蓄えて肥大し、多肉質となり、著しく短縮した枝を包み球状となったもの。オニユリのむかごなど。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「鱗芽」の意味・わかりやすい解説

鱗芽
りんが

植物の芽の一種地上部に生じ、養分を貯蔵して多肉となった鱗片葉をもち、離層によって母体から離れ、地上で発芽・発根して新しい植物体となる。オニユリの葉腋(ようえき)に生じるのが好例である。

[福田泰二]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android