鳥居清重(読み)とりいきよしげ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鳥居清重」の意味・わかりやすい解説

鳥居清重
とりいきよしげ

江戸時代,享保 14 (1729) 年頃宝暦8 (58) 年頃に活躍した浮世絵師。号は清朝軒。初代鳥居清信門人役者絵 (→芝居絵 ) が得意でほか美人画,肉筆画を描いて大胆な画風を示し,同期の鳥居流浮世絵師のなかで特異な存在。主要作品『大谷広次の小槌置物持ち男』『浦島七世孫』。

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