鳥栖[市](読み)とす

百科事典マイペディア 「鳥栖[市]」の意味・わかりやすい解説

鳥栖[市]【とす】

佐賀県東部の市。1954年市制。脊振山地の東斜面から筑後川中流の平野を占める。鹿児島本線長崎本線,九州自動車道と長崎自動車道・大分自動車道,国道3号線と34号線が分岐する交通要地で,2011年3月には新鳥栖を経由する九州新幹線も開通,鳥栖商工団地には卸売センター,トラックターミナルなどがあり,物流拠点となっている。工業も盛んで,製薬タイヤ,食品,電機などの工場があり,県内1位の工業出荷額(2003)がある。1984年福岡県久留米市とともにテクノポリス指定を受け,北部丘陵新都市の開発整備が進行中。米作のほかレタス,グリーンアスパラなどの野菜栽培も行われる。71.72km2。6万9074人(2010)。

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