鳥海玄達(読み)とりのうみ げんたつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鳥海玄達」の解説

鳥海玄達 とりのうみ-げんたつ

?-? 江戸時代中期の医師
江戸の人。延享(えんきょう)(1744-48)のころ出羽(でわ)鶴岡藩(山形県)につかえた。つねに頭に寒気をおぼえてなおらない患者桂枝湯をのませ,入浴後に冷水を頭にかけさせると完治した。薬で頭の陽気の力をつよめたうえに,冷水で寒気をあらいながすことで回復させたのだという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android