鳥足升麻(読み)トリアシショウマ

デジタル大辞泉 「鳥足升麻」の意味・読み・例文・類語

とりあし‐しょうま【鳥足升麻】

ユキノシタ科多年草山地に生え、高さ約60センチ。6、7月ごろ、多数の白い小花を円錐状につける。若葉食用になる。

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精選版 日本国語大辞典 「鳥足升麻」の意味・読み・例文・類語

とりあし‐しょうま【鳥足升麻】

〘名〙 ユキノシタ科の多年草。北海道・本州中北部の山地に生える。高さ一メートルくらい。葉は二~三回三出の羽状複葉で、赤みを帯びた柄がある。各小葉は卵形で縁に二重の鋸歯(きょし)がある。夏、白い小さな五弁花を円錐状に密集してつける。分類学上アカショウマの変種とされ、母種よりも北方に生え、より大形となる。若葉は山菜として賞味する。和名葉柄分岐のさまを鳥の足に見たてたもの。とりあし。とりあしぐさ。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「鳥足升麻」の解説

鳥足升麻 (トリアシショウマ)

学名Astilbe thunbergii var.congesta
植物。ユキノシタ科の多年草,高山植物,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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