鳥類標識(読み)ちょうるいひょうしき(英語表記)bird banding; bird ringing

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鳥類標識」の意味・わかりやすい解説

鳥類標識
ちょうるいひょうしき
bird banding; bird ringing

鳥の渡りや生態を調査するために足環をつけて個体を識別する方法。一般に一連番号の入った金属製の足環が用いられるが,再捕獲せずに野外で個体を識別するためにはセルロイド製の色足環を併用する。翼に金属製のクリップをつけたり,背中に布製のゼッケンをつけ,また体にペンキなどを塗る方法もある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android