鳩に三枝の礼有り(読み)ハトニサンシノレイアリ

デジタル大辞泉 「鳩に三枝の礼有り」の意味・読み・例文・類語

はと三枝さんしれい

《「学友抄」から》子鳩は育ててくれた親鳩に敬意を表して、親鳥より3本下の枝に留まる。礼儀を重んずるべきであるということのたとえ。親孝行すべきことのたとえ。

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精選版 日本国語大辞典 「鳩に三枝の礼有り」の意味・読み・例文・類語

はと【鳩】 に 三枝(さんし)の礼(れい)あり

  1. 子鳩は親鳩のとまっている枝より三枝下にとまって礼譲を守るということ。礼儀を重んずべきことのたとえにいう。「烏に反哺(はんぽ)の孝あり」と対にして用いることが多い。
    1. [初出の実例]「鳩に三枝の礼有、烏に反哺の孝あり」(出典:慈元抄(1510)下)

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