鳴渡阿波太夫(読み)なると あわだゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鳴渡阿波太夫」の解説

鳴渡阿波太夫 なると-あわだゆう

?-? 江戸時代前期-中期浄瑠璃(じょうるり)太夫
淡路(あわじ)(兵庫県)の人。阿波太夫節流祖文弥(ぶんや)節の岡本文弥門弟で,師のワキ語りをつとめたのち,一派をなした。阿波太夫節は正徳(しょうとく)(1711-16)のころから京都,大坂を中心に流行した。前名は岡本阿波太夫,岡本鳴渡太夫。別名に鳴戸阿波太夫。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android