鴻雁(読み)こうがん

精選版 日本国語大辞典 「鴻雁」の意味・読み・例文・類語

こう‐がん【鴻雁】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「鴻」は雁の大きなもの ) かりがん。かりがね。
    1. [初出の実例]「鴻雁初遵渚。帰飛向朔方」(出典経国集(827)一一・奉和春日作〈有智子内親王〉)
    2. 「肉は鴻雁の味もなく、声は黄鳥の吟にも似ず」(出典:俳諧・折つつじ(1772)烏之賦)
    3. [その他の文献]〔礼記‐月令〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android