鶏口となるも牛後となるなかれ(読み)ケイコウトナルモギュウゴトナルナカレ

デジタル大辞泉 の解説

鶏口けいこうとなるも牛後ぎゅうごとなるなかれ

《「史記蘇秦伝から》大きな団体で人のしりについているよりも、小さな団体でもかしらになるほうがよい。
[類語]鯛の尾より鰯の頭

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 の解説

けいこう【鶏口】 と なるも牛後(ぎゅうご)となるなかれ

(「史記‐蘇秦伝」「戦国策‐韓策・昭侯」の「臣聞、鄙諺曰、寧為鶏口、勿牛後」から) 大きな団体の属員になるよりは、小さな団体でも、そのかしらとなることのほうがよい。〔江戸繁昌記(1832‐36)〕

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