鶴の庖丁(読み)ツルノホウチョウ

デジタル大辞泉 「鶴の庖丁」の意味・読み・例文・類語

つる‐の‐ほうちょう〔‐ハウチヤウ〕【鶴の×庖丁】

江戸時代、正月17日に、将軍から朝廷に献上した鶴を、清涼殿料理した儀式料理人衣冠を正し、故実により調理した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鶴の庖丁」の意味・読み・例文・類語

つる【鶴】 の 庖丁(ほうちょう)

鶴の料理。江戸時代、正月一七日将軍が献上した鶴を、清涼殿で料理し天皇に供した儀式。《季・新年》
御湯殿上日記‐天正一五年(1587)正月一七日「せいりやうてんの御庭にて、たかはしつるのはうちやうする」

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