鶴山町(読み)つるやまちよう

日本歴史地名大系 「鶴山町」の解説

鶴山町
つるやまちよう

上京区寺町通今出川上ル二丁目

寺町てらまち通に西面し、南北四丁に及ぶ。寛永一四年(一六三七)洛中絵図には西は寺町通、東は土居で囲まれ、北から崇禅院・花関院・長福寺・普国寺・歓喜寺・安南光院・慈福寺・光明寺・阿弥陀寺・十念寺・仏陀寺・本満寺の寺地で町名はみられない。元禄四年(一六九一)京大絵図寺院名と寺町通の中に「歓き寺丁」「あミた寺丁」「十念寺丁」「本満寺丁」を記す。「坊目誌」は「寺院輻輳の地なり」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android