鶴書(読み)かくしょ

精選版 日本国語大辞典 「鶴書」の意味・読み・例文・類語

かく‐しょ【鶴書】

  1. 〘 名詞 〙 ( その書体が鶴(つる)の頭に似ているところからいう ) 朝廷からの召し出しの書状
    1. [初出の実例]「鶴書頻飛、難霜竹之潔」(出典本朝文粋(1060頃)一・視雲知隠賦〈大江以言〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鶴書」の読み・字形・画数・意味

【鶴書】かくしよ

鶴頭書。賢者を招く詔書。斉・孔稚珪〔北山移文〕其の鳴(めいすう)谷に入り、鶴書(ろう)に赴くにんでは、形馳せ魄散じ、志變じ動く。

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