鶴氅(読み)カクショウ

デジタル大辞泉 「鶴氅」の意味・読み・例文・類語

かく‐しょう〔‐シヤウ〕【×氅】

鶴の羽毛で作った衣。つるのけごろも。また、雪の降りかかった衣。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鶴氅」の意味・読み・例文・類語

かく‐しょう ‥シャウ【鶴氅】

〘名〙 鶴(つる)の羽毛を布に織り混ぜて作った衣。つるのけごろも。転じて、雪の降りかかった衣。
※和漢朗詠(1018頃)上「雪は鵞毛(がばう)に似て飛んで散乱す、人は鶴氅を被て立って徘徊す〈白居易〉」

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