鶴河内村(読み)つるがわちむら

日本歴史地名大系 「鶴河内村」の解説

鶴河内村
つるがわちむら

[現在地名]日田市鶴河内

なか村の北東方に位置する。保元の乱で源為朝郎等の鬼田与三・手取与二を地内鬼田おんた(小鹿田)の人とする所伝がある(亀山鈔)正保郷帳には鶴川内村とみえ、田高二六七石余・畑高一三二石余で、大井おおい庄に属し、茅山有と記す。寛文四年(一六六四)の小川代官支配高帳(長野家文書)では免六ツ一分九厘。元禄見稲簿では高四八〇石余。享保八年(一七二三)の日田郡毛付高帳(千原家文書)では毛付高四八八石余、新田畑一四石余。嘉永三年(一八五〇)の日田郡村々書上帳(高倉家文書)では家数二三二・人数一千二一三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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